墓石はどうなるのでしょうか

私の住んでいる所は完全なる田園地帯です。
農村なのです。
昔ながらの集落ですので、集落のはずれには共同墓地があります。
そこに並んでいる墓石は50基ほどでしょうか。
私は墓石やら石碑、灯篭などの文字を読むのが趣味なので時々その墓地に行ってはいろいろな墓石の文字を読んでいます。
もともと、そこには小さな火葬場も併設されていたのですが、最近では墓地で火葬することもしませんので、今では火葬場は取り壊されて墓石だけが並んでいる墓地です。
そんな墓地の中を歩きながらいろんな墓石を見ているのですが、古い墓石ですと明治期に作られたものもあります。
墓石に刻まれている名前も現代にはないような昔風のものです。
女性の場合はひらかなの名前が多いように見受けられますね。
大小いろいろな墓石があります。
そんな墓石を眺めていると、この先私が死んだ時にはどのような墓石が立てられるのか、ちょっと興味があります。
生前に自分の墓を作られる人もいらっしゃるようですが、経済的な問題から私にはそれはちょっと無理なようです。
私の死後に立てられるんだと思います。
そんな事を考えながら墓地を歩いているのですが、ふとあることに気がつきました。
何しろ小さな集落ですので、墓地自体もあまり広くありません。
そこに50基以上の墓石が並んでいますので、このさき墓石を立てるスペースがないんじゃないかと思い始めたのです。
よくよく見てみると、昔に立てられたお墓は広い敷地にゆったりと立てられているのですが、最近亡くなった人のお墓はかなり窮屈な感じで並んでいるのです。
そして、それももう限界のようです。
私が亡くなっても、もしかするとこの墓地にお墓を立てることはできないかもしれませんね。
私の祖父と祖母のお墓はかろうじて墓地の端の方に立てさせてもらっていますので、そちらの方に合祀されるのかもしれません。
祖父と祖母の生前、私は祖父母とは同居はしていませんでしたから、私の死後に同じお墓に同居するのはちょっと勇気が要りますね。
なんて挨拶してお邪魔すればいいんでしょうか。
【ちょっと中に入れてもらいますね】でしょうか。
それとも、私の子供たちがどこかに新しい墓苑でも見つけてきて、ゆったりとした墓石を作ってくれるのでしょうか。
ずっと小さな家に住んできましたので、死後くらいはゆったりと暮らしたいものです。
今度子供たちと話す機会があれば、そんなことも話題にしてみましょうか。
ちなみに私はもう50を越えていますので、私の墓石の話ももうそんなに遠い先の話ではないですね。

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